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家は心の充電器、となるために

コラム

こんにちは!
20条小児科内科クリニックの佐藤真梨子です。
カウンセリングでもよくご相談あります今回の内容→
お子さんが「家の中」と「外(学校や保育園)」で全然違う!親としては「どっちが本当の姿なの?」と戸惑います。どうすれば良い?

実はこれ、お子さんが外で一生懸命頑張っている証拠であり、心理学的にも「順調な成長」のサインと言われています。
状況を整理して、少し心が軽くなる考え方をお伝えしますね。

なぜ「外」と「中」で顔が違うのか?

①外で「社会性」を発揮しているから
学校や幼稚園は、子供にとっての「職場」のようなものです。ルールを守り、友達に合わせ、苦手なことにも挑戦しています。外で「いい子」なのは、それだけ周りを見て適応しようと努力している証です。

②家が「安全な避難所」だから
外で張っていた糸を緩められるのが家です。親御さんの前でだけ、わがままを言ったり甘えたりできるのは、「ここでは何をしても見捨てられない」という強い信頼感があるからです。

③感情のバランスを取っている
外で抑圧したストレスを、家で発散(デトックス)することで、心の平穏を保っています。もし外でも家でもずっと気を張っていたら、いつかパンクしてしまいます。

親としての向き合い方・コツ
○「外での姿」をまずは褒める
先生から「今日も頑張っていましたよ」と聞いたら、「家ではあんなにグダグダなのに…」と皮肉を言いたくなる気持ちをグッとこらえて、「外でそんなに頑張ってるなんて、すごいね」と認めてあげてください。

○家での「手抜き」を許容する
家でダラダラしていたり、幼い振る舞いをしたりするのは、エネルギーを充電している時間です。「家は充電器」だと思って、少し多めに見てあげると楽になります。

○「外の顔」を知っていることを伝える
「〇〇ちゃんは、学校ではお友達に優しいんだってね。お母さん、それを聞いて誇らしかったよ」と伝えると、子供は「自分の努力を見てくれている」と安心し、家での荒れ方が落ち着くこともあります。

▼ 少し注意が必要なケース
もし「家では暴力的すぎる」「外でも家でも常に極度の緊張がある」といった場合は、お子さんが抱えているストレスが限界を超えているサインかもしれません。その場合は、担任の先生やうちのクリニックでも良いですし、一度フラットな状態で相談してみるのも一つの手です。

まずは「家が安全な場所」と思えることが、子供にとって一番大切で、心の健康を保つ基盤となります。
家は心の充電器。
毎日頑張ってる子供達も大人も、1日1日家でリセットできたら、生きるのも楽になりますよ!