検査や注射がこわいお子さんへ。大人ができる「ちいさな準備」
十勝の皆さま、こんにちは!
20条小児科内科クリニックの佐藤真梨子です。
なんだか今日は雪がもうすぐ降りそうな気配を感じる空でした。
さて、検査や注射がこわいお子さんへ。大人ができる「ちいさな準備」のお話。
検査や注射をこわがるお子さんへの声かけのポイントは3つ!
「嘘をつかず、気持ちに寄り添い、ポジティブな言葉で励ます」ことを意識して行います。
いくつかポイントと具体的な声かけ例をご紹介します!
■ 準備段階での声かけ(当日〜数日前)
事前に状況を伝え、心の準備をさせてあげること。
・ 嘘をつかず、正確に伝える
「今日は(明日)お医者さんのところに行って、〇〇っていう病気から体を守るために、チクッとする注射をするよ。」
「血をちょっと調べる検査をするんだ。体を元気にするための、大切な検査だよ。」
・脅し文句は使わない
「言うこと聞かないと注射してもらうよ!」といった、医療を罰として使うような言い方は、絶対に避けましょう。
・ごっこ遊びで慣れてもらう
「ちっくんごっこ」などで、ぬいぐるみやパパ・ママを相手に、消毒→注射→絆創膏という一連の流れをシミュレーションしてみるのも効果的です。
■検査・注射の直前〜実施中の声かけ
お子さんの感情を否定せず、一緒に乗り越える姿勢を見せましょう。
・怖がっている気持ちを受け止める
「怖いね、嫌だよね。でも、大丈夫だよ。ママ(パパ)がそばにいるから頑張ろう。」
「注射がちょっと痛いのは当たり前だよ。でも、すぐ終わるからね。大丈夫だよ。」
・動かないことの重要性を伝える
「チクッとするときに動くと危ないから、この数秒だけは、ぎゅーっと動かないように頑張ろう!」
「2秒間動かないでいるとすぐ終わるんだって!イチニって一緒に言ってみよう!」
・気を逸らす工夫をする
(少し大きなお子さんなら)「注射が終わったら、どっちが痛かったか、ママ(パパ)のつねるのと比べてみてよ!」と、ゲーム性を持たせる。
お子さんの好きなことを小声で話しかける。「昨日見たアニメ、面白かったね〜」「好きなケーキ、何にする?」など。
■終わった後の声かけ
結果はどうであれ、頑張ったことを全力で褒めてあげましょう。
・ 頑張りを承認する
「動かないで偉かったね!すごく頑張ったね!」
「ちょっと泣いちゃったけど、それでも頑張って注射できたね!偉い!」
「これで〇〇君の体がバイ菌と戦うパワーをもらったよ!注射さんありがとうだね。」
どうでしたか?
大人でも苦手な注射や検査は、子供達嫌なのは当たり前。
どれだけ泣いても全く迷惑でもありませんし、構いませんが、お母さんやお父さんの声かけで、少しでも安心して注射や検査が受けられると良いなと思います!
医療行為は、自分の体を守ってくれる!助けてくれる!もの。
お子さんの性格や年齢に合わせて、これらの言葉を組み合わせてみてくださいね!