インフルエンザ感染症について
こんにちは!
20条小児科内科クリニックの佐藤真梨子です。
寒くなりましたね〜!
今日は、これから流行るであろうインフルエンザウイルス感染症についてなので、参考にして下さいね。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症で、毎年冬に流行を繰り返します。
単なる風邪とは異なり、高熱や全身の倦怠(けんたい)感が強く、特に免疫力の弱い子どもや高齢者が重症化しやすく、命に関わるケースも少なくありません。私たちは、この病気を正しく理解し、適切な対策を講じることで、自分自身と大切な人を守ることができます。
【症状】普通の風邪とはここが違う
インフルエンザの最大の特徴は、突然の高熱(38度以上)と、全身の強いだるさ、筋肉や関節の痛みです。
加えて、咳(せき)や喉の痛み、鼻水といった呼吸器の症状も現れます。
子どもでは、吐き気や下痢といった消化器症状が加わることもあり、特に乳幼児では意識を失ったり、けいれんを起こしたりする「インフルエンザ脳症」という恐ろしい合併症に注意が必要です。また、高齢者や心臓・呼吸器に持病を持つ方は、肺炎を併発して重篤な状態に陥ることがあります。
【診断と治療】早期の医療機関受診がカギ
インフルエンザが疑われる場合は、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。
現在、発熱後12~24時間以降に検査キットでインフルエンザウイルスに感染しているかどうかの判定が可能です。
もし陽性であれば、ウイルスを増殖させないための「抗インフルエンザウイルス薬」が処方されます。
この薬は、発症から48時間以内に服用を開始すると最も効果が高く、症状を軽くし、回復を早めることができます。
【予防】ワクチン接種と日頃の心がけ
インフルエンザの予防には、流行前にワクチンを接種することが最も効果的です。
ワクチンを接種することで、インフルエンザにかかる可能性を減らし、万が一かかっても重症化するのを防ぐことができます。生後6カ月から接種でき、特に子どもや高齢者、そしてその家族には強く推奨されます。
また、日常生活での予防も欠かせません。帰宅後や食事前の丁寧な手洗いは、ウイルスを洗い流すのに非常に有効です。咳やくしゃみをする際は、口と鼻をティッシュやハンカチで覆う「咳エチケット」を守り、周囲への感染を防ぎましょう。
流行期には、人混みを避け、マスクを着用することも大切です!
ではでは、どんどん寒くなり、免疫力も下がりがちになりますので、暖かくして、この冬も乗り切りましょう!